インフルエンザの症状って風邪とどう違うの?子供がいるけどインフルエンザの予防ってどうすればいいの?もしインフルエンザにかかったらどうすればいいの?という悩みを一気に解決!
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって発症する感染症で流行性感冒と言われるものです。インフルエンザの症状は風邪とは違い急に悪寒、発熱()、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛があり咳や痰、鼻水、吐き気、下痢といった症状も出ます。インフルエンザの合併症で怖いのは肺炎や子供ではインフルエンザ脳症があります。
日本でのインフルエンザの流行はは11月から12月に発症する患者が出だし子供が冬休みの間は少し収まり1月〜3月にピークを迎える。近年ではインフルエンザのピークが少しずつ後ろにずれているのは温暖化の影響などもあるのか?
インフルエンザで有名なのは1918年に流行したスペイン風邪といわれる世界的な大流行(パンデミック)で感染者6億人死者4〜5千万人だしたといわれています。インフルエンザの大流行は数十年ごとに新型インフルエンザの出現で起こっていますがここ数十年大流行は無いので今鳥インフルエンザが人に感染しだしたら起こるだろうということが危ぶまれています。
>>インフルエンザ対策にはこちらがオススメ
インフルエンザの予防はまずは手洗いうがい、マスクが第一です。換気をこまめに行い湿度を上げるとインフルエンザウイルスは空気中に舞いにくくなり飛沫感染をかなり抑えれます。
他に有名なのはインフルエンザワクチンで予防接種を受けることにより子供や高齢者は症状が重症化しないことが多いので予防接種を受けることをお勧めします。ただインフルエンザワクチンは卵アレルギーの子供や発熱中の人などは予防接種を受けれないこともあるので必ず医師に相談してください。
インフルエンザワクチンの予防接種の値段はだいたい3〜5000円が多いです。(中には2人で一緒に行ったら安くなる医院もあります、インフルエンザワクチン1本が2人分の為)
あと抗インフルエンザウイルス薬を予防として使えます。ニュースでよく取り上げられているタミフル(中外製薬)やリレンザ(グラクソ・スミスクライン)をインフルエンザに感染し発症している患者の同居家族や共同生活者(施設などの同居者)には保険適用外で出してくれることもあります。ただ健康な成人と13歳未満の子供には予防使用の対象になっていませんのでこれも医師に相談してください。
インフルエンザに感染してしまったと思ったらすぐに医師に診察してもらってください。今あるインフルエンザの治療薬は発症後48時間以内に使用しなければ効果はありません。
インフルエンザの治療薬は今マスコミでよく言われているタミフルカプセル(中外製薬)は10代の子供には原則使われません。もう1つのリレンザ(グラクソ・スミスクライン)がよくつかわれています。10歳未満の子供にはインフルエンザ治療薬としてタミフルドライシロップかリレンザが使われます。(ただリレンザは吸入薬なので小さい子供には使いにくいかも)
あと子供で気をつけてほしいのはインフルエンザに感染した時解熱剤は小児ではアセトアミノフェン(商品名:カロナールやナパ等)に限られます。ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)やメフェナム酸(ポンタール)、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を15歳未満の小児に使用するとライ症候群の併発を引き起こす可能性があります。そのため小児のインフルエンザ治療は素人考えで市販の風邪薬は飲まないようにして下さい。
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